近況報告 | eroticism salon

近況報告

お久しぶりです。


ここを更新するのは本当に久しぶりです・・・



私は大学院を卒業後、無事に就職をいたしまして、修士論文とはまったく無縁の業界で働かせていただいています。


ただ、ここで綴った思想といいますか、エロティシズムについての考えは、現在の私の物事を考える上での基盤となっています。


なぜならば、エロティシズムを考えるということは、すなわち生と死を見つめるということに他ならないからです。


以前の記事でも書きましたが、エロティシズムは人間固有のものであり、人間であるからこそ、エロティシズムが存在するのだと私は思っています。


だから、私はエロティシズムに惹かれたのだと思うし、飽きもせずに研究してこれたのだと考えています。


誰だって、自分の存在を確かめたくなるものでしょう?


私はその根拠をエロティシズムに求めました。


そして、ひとつの答えを見つけられたのかな、と思っています。


答えというのは、すなわち、自分の信念というか、生きていくうえの指針です。



私は快楽主義の考えが好きで、快楽を追求して生きていけたらと思います。


これは、何も性的行動のことのみを指すのではなく、例えば、仕事もできないよりはできて褒められたほうが気持ちいいから頑張るとか、おいしいものを食べたほうが気持ちいいから料理の腕をあげるとか、そういったことも含めてです。


自分が気持ちよく人生を全うするための努力は惜しまないのが、快楽主義なのだと私は解釈しています。



・・・なにやら恥ずかしい話になってしまいました。


いつもはそんなに突き詰めて考えたりはしてないんですけど。


現在はここで取り上げた類の書物を読んだりする機会も減ってしまいましたが、たまには仕事の息抜きに読めたらなぁ・・・なんて思ってもいます。


まだまだ当分、このエロティシズムの世界に魅了されて生きていくんだろうなー・・・というのが、最近の私の感想です。